セラピードッグと対象者の間にたって有効なセラピーを行うのがドックセラピストです。
治療目的の「動物介在療法」では、医療従事者が処置を行いますが、 「動物介在活動」ではドックセラピストが中心になって対応を行います。
ドッグセラピストの仕事には2種類あります。
一つは、「ドッグセラピープログラム」にしたがって、 セラピードッグとともに人を癒す仕事、もう一つは、 犬自身の心身を癒すドッグヒーリングを行う仕事です。
どちらも養成機関で学んで、セラピストとしての民間の資格を得る必要があります。
養成機関は、獣医系と、人間のヒーリング療法から派生したスクール、 など成り立ちは若干異なりますが、求められる適性や学ぶべき内容は同じです。
専門学校や大学でもドッグセラピーを学べるところが増えています。
まず、人を対象としたドッグセラピストになるには、 犬をしつけて従わせるスキルだけでなく、心理学やリハビリテーションなどの医療関連の知識、 獣医学など動物の知識、病人を含むとの高いコミュニケーション能力などが必要となります。
また、施設のスタッフや医療関係者とともに、適切なプログラムを作る能力も求められます。
様々な状況の対象者と関わるので、多角的なスキルと知識をあわせもつ必要があります。
ドッグヒーリングを行うドッグセラピストは、 ペットとして飼われている犬の健康を維持・増進し、 飼い主とのよい関係作りを手伝うアドバイザーです。
犬を癒すためのマッサージなどのスキル、ドッグフードなどの食生活管理、 解剖学や行動学の基礎知識、適切なしつけができる能力、 自然治癒力を引き出すホリスティック医学の知識などが求められます。